足りないときは、言葉をふくらませるより、中身を1つ足すほうが近道です。場面・理由・例のどれかを1つ足すと、字数も内容も増えます。
言葉だけを増やしても、中身は増えない
同じことを言いかえてくり返す、「〜ということ」「〜というふうに」を増やす、といった書き方でも字数は増えます。ただ、それだけでは、伝える場面や理由、考えは増えません。
足すとよいもの
- 場面:そのとき、どこで、だれが、何をしていたか。感想文なら、心に残った場面を本から1つ選び、その場面のどこが残ったのか、そこで何を思ったのかを書く
- 理由:「なぜそう思ったのか」をもう1つ書く。理由が1つしかないところに、2つ目を足す
- 例:「たとえば」と書いて、具体的なことを1つ挙げる
- 前と後:その出来事や本を読む前と後で、考えや行動がどう変わったか
- 反対の考え(小論文):課題に合う場合は、自分とちがう考えを1つ挙げ、それにどう答えるかを書く
全部を足す必要はありません。いちばん書けそうなものを1つ選んでください。
どこに足すかを決める
書いたものを読み返して、「たとえば?」「なぜ?」と聞かれそうなところを探します。そこが、足す場所です。最後の段落だけが長くならないように、途中の段落にも「たとえば?」「なぜ?」と聞けるところがないか探します。
あと何字あればいいか
「800字以内」「800字程度」のような指定で、何字あればよいかの目安は、「800字程度」「800字以内」は、何字書けばいい?にまとめました。足りないまま出すとどうなるかは、字数のオーバーや不足は、減点になる?を見てください。
書いた人:藤井海(国語科教員)/2026年9月24日。課題に字数の決まりがある場合は、その決まりに従ってください。