場面によってちがいます。入試は試験ごとに採点方法がちがい、コンクールでは字数が応募条件になっていることがあります。まず、その試験やコンクールの決まりを確かめてください。宿題の作文なら、出した先生の指示を確かめるのがいちばんです。
入試の小論文・答案
答案用紙のマスの数や「◯字以内」の指定は守ってください。こえた場合や字数が大きく足りない場合の扱いは、試験ごとにちがいます。
コンクール
コンクールは、応募の決まりに字数が書いてあります。たとえば「青少年読書感想文全国コンクール」(第72回)は、小学校低学年の部が本文800字以内、中学年・高学年の部が1,200字以内、中学校・高等学校の部が2,000字以内です(応募要項)。字数も応募条件の一つです。上限をこえると、応募の決まりを満たさない作品になります。都道府県ごとに決まりが足されていることもあるので、応募する前に、その年の要項を必ず確かめてください。
学校の宿題の作文
宿題の作文は、先生によって考え方がちがいます。「少しくらいこえても、書きたいことが書けていればいい」という先生もいれば、「字数を守るのも力のうち」という先生もいます。迷ったら、書き始める前に先生へ確認してください。
足りないとき、かさ増しするより
字数が足りないとき、同じことを言いかえたり、「〜と思います」を「〜と思うのです」にしたりして字数をふやす方法もありますが、内容がふえないまま、文章だけが長くなりやすい方法です。それより、次の問いに答えて書き足すほうが、内容のある文章になります。
- そう思ったのは、実際にどんな場面があったから?(覚えている場面を具体的に書く)
- そのとき、どんな言葉があった?(覚えている会話があれば書く)
- 前はどう思っていて、いまはどう思っている?(変わったところを書く)
多すぎるとき
多すぎるときは、同じことを2回書いているところと、なくても意味が通る前置きから削ります。「〜ということ」「〜することができる」のような言い方を短くするだけでも、数十字へることがあります。
書いた人:藤井海(国語科教員)/2026年9月24日