直すときは、「私ならこう言う?」「ほんとにそうだった?」の2つを、1文ずつ聞いてみてください。AIらしさを消すためではなく、自分の言葉に選び直すための問いです。
私が直したところは、2つに分かれた
私が自分のnoteの下書きで、AIの下書きと公開した文章を並べてみたとき、直していたところは大きく2つに分かれました。
- 言い方:日本語としては正しいのに、自分が読む人に話しかけている言い方になっていない
- 見たこととのずれ:自分が実際に見たこととは違う、いかにもありそうな姿が書かれている
問い1:私ならこう言う?
「〜と言っても過言ではありません」「〜が求められています」のような言い方は、まちがいではありません。ただ、自分がふだん使わない言い方なら、読む人には、だれに向けた文章なのかが見えにくくなります。
声に出して読んでみて、自分の口から出てこない言い方なら、自分ならどう言うかを考えて書きかえます。
問い2:ほんとにそうだった?
「誰もが〜」「多くの人が〜」「〜人も多いでしょう」のような書き方は、見たことのない場面でも書けてしまいます。
自分の体験を書く作文なら、自分が実際に見たこと、聞いたこと、そのとき思ったことに置きかえてください。感想文なら、本のどの場面を読んで、何を考えたのかを具体的にします。どちらも、書いた本人が確かめて言葉にするところです。
数字を下げるために、崩さない
わざと言い回しを崩したり、別の道具で書きかえたりして「AIっぽさ」を消そうとするのは、おすすめしません。読みにくくなるうえに、自分の言葉にはなっていないからです。AIチェッカーで高く出て困ったときは、AIチェッカーで、自分で書いたのに高く出たら?を見てください。
AIを使ってよいかどうかは、学校や課題の決まりに従ってください。
自分の文章に、問いを当てる
「文章チェック」では、私がAIの下書きを直したときに気づいた言い回しや、作文の決まり文句に色がつきます。色のところを押すと、「私ならこう言う?」か「ほんとにそうだった?」のどちらかの問いが出ます。AIが書いたかどうかの判定はしません。%も出しません。
書いた人:藤井海(国語科教員)/2026年9月24日